こんにちはテント4

#こんにちはテント (4)
  • 明け方カラスの鳴き声で目が覚めた。
    外を見ると夥しい数のカラスが向かいの山から空へと飛び立っていた。いなかのカラスはずいぶん、空高く飛ぶものだなぁ。目を下に落とすと空の一部が、とてもきれいな赤紫の淡い色に朝焼けしていた。うっとりした。朝焼けは、すぐに終わった。 てつオ
  • 子犬がやってきた。どこの犬だろう。
  • 朝、風船をふくらますのが日課だ。中間さんの奥さんは風船をイノシシよけだと思った、と言っていた。
  • 蚊にさされてもかゆくなくなった。
  • 昼、暑い。暑い。やっぱり木陰が欲しいなぁ。
  • お宮にいても、やはり暑い。
  • 隣の家の人は、一昨年東京から定年後戻ってきて、焼き物のカマを作っていた。そのカマをみせてもらいながら話を聞いた。
    • ここらへんの土と他の土を混ぜ、また上薬も色々試して数百種のテストサンプルを作ったこと。
    • 東京にいる時の方が、危機感があってよくやり、ここにいるといつでも出来ると思うので、それ程打ち込みにくいこと。 雑木林がなくなって植林になり、林が水をたくわえなくなって、水害が出るようになり護岸をして、日本の川が駄目になったこと。
    • 子供のころは、浴衣を来て、竹ぼうきで蛍をとったこと。(竹ぼうきの隙間にひっかかるらしい。)。夢中になってよく橋がら川へ落ちたらしい。蛍は川の蛇行のとおりにいて、「光の川」が出来たこと。
    • ここが公園になる(昭和33年)前は、ここは古墳で、こんもりとした傾斜地で、少しだけ平地があっただけだったこと。
    • とても大きな杉と大きな杉が10本くらいあって、今「敬神崇祖」と彫ってある岩は平らに置かれていて、おそらく昔の人の舞台だったこと。
    • オガクズで土俵を作って子供たちが相撲を取ったこと。
竹ぼうき 光の川
子供のころは、浴衣を来て、竹ぼうきで蛍をとった。 蛍による「光の川」が出来た。

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