.* 体温を計るのが大好き
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私はどういうわけか自分の体温が上がっていく様子を体温計で測定して逐一眺めるのが好きでたまらない。その様子はときに人をコイツは本当に病気なのか?と思わせるほどだ。一方、妻は体温計の数値を見ることで気持ちが負けてしまうらしく、あまり計ることを好まない 。この違いはある意味、我々のいつもの食い違いをそのまま表している。私は機械的に現実を把握しようとする。妻は感情が現実である。<夫>

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.* 機内食との相性が悪い/また内蔵が掻き乱されたんじゃないかと/飛行機アレルギー
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地上とはまるで異なる気圧のところまで一気に運ばれ、その上、人間の神経には尋常とは言い難い移動速度のなかで、体内にものを摂取するのだから、機内食を食べて体調がおかしくならない方が異常だと思うのだが、どうも世の中、そうはなっていないらしい。ちなみにうちの妻は飛行機も機内食も飛行場も大好きなようで、飛行機に乗るというと「ヒコーキ、ヒコーキ」と両腕をあげ、嬉々としている。<夫>

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.* ファングーラオ通り  Pham Ngu Lao St.
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日本以外のアジアなら、たいていどこの国にもある安宿街(バックパッカーの徘徊する)地区。ま、その国に慣れると、こういうとこへ行くのは避けたくなるものだが、はじめての訪問地では情報も少ないので、貧乏旅行者はここへ行くより仕方がない。でも、ファングーラオ通りはそんな煙たがるほど、ひどい場所じゃーなかった。タイのカオサン通りなんかに較べれば、ずいぶんと落ち着いたもんだ。街の中心部へ出るちょうど角っこに銀行もあり、結局、我々は今回、ホーチミンではこの界隈に居続けてしまった。地図はこちら<夫>

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.* 冷蔵庫(refrigerator)がうまく通じない
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妻は英語、タイ語、韓国語、日本語と4カ国語の操れる超語学エキスパートである(それもみんな美しい発音で)が、今回の旅行では話す相手がそんなに特別に英語ができるわけでもないため、かえってその流暢さがアダとなってしまうケースが幾度かあった。そして、そんなとき、かえって私のオンボロ英語の方が通じちゃったりするのである。ま、ある意味、バカはバカ同志というか(^^;) でも、私はこの文法等、度外視したバカ英語、まんざら捨てたものでもない、というよりも、これからのインターネット社会においてはかなり有用なものになるにちがいないと考えている。<夫>

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.* Thanh Guest House, Add: 40/6 BUI VIEN St., 1st District  Tel: (84-8) 8361924
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Thanh GHグエンタイホック通りからブイヴィエン通りに入って2本目の細い路地を入ってすぐのところにある。ちょっと路地に入っただけで、ファングーラオの喧噪とやらからは無縁の静かで落ち着くところだ。この界隈のゲストハウスはどこもだいたい似たような構えで、実際、価格等も同じよう(僕らの泊まった部屋はエアコン、ホットシャワー、冷蔵庫と付いて8$だった。お隣の Linh GH にはこれにTVまでが付く)。GH同志もみんな仲がよいようで、競い合うこともなくアットホームな雰囲気に包まれている。「地球の歩き方」には英語で地図に名前の表記があるだけなので、あまり目立たないのかもしれない。妻は帰る日にこのGHの推薦文を日本語で書いてあげていた。<夫>

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.* 雨季  Rainy Season
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ベトナム南部は雨季と乾季の2シーズンで季節がわけられる。雨季がだいたい5月下旬〜10月初旬くらいまで。ま、ただ、雨季といっても日本の梅雨のようにじとっとした雨がしとしと降り続けるのではなく、一日のうちに1、2回、ザーッと激しいスコールが降って通り過ぎてくって感じ。その雨は疎ましいどころか、かえって爽快なぐらいだ。ちなみに南部の年間平均気温は26度。雨季に入る直前の4-5月が一番暑いとのことだ。僕らが行った5月下旬はもうさほどの暑さでもなかった。<夫>

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.* シンカフェ  Sinh Cafe: 246-248 De Tham St., Dist 1  Tel: (84-8) 8369420
シンカフェ 格安ツアーの老舗。飛行機や鉄道、バスばかりか、空港までのタクシーの予約も格安で行ってくれる。また、我々の出会ったガイドや添乗員はみんなナイス・キャラ揃いで、我々の旅をより楽しいものにさせてくれた。『地球の歩き方』のコラムに「メコンデルタのシンカフェツアーではボートに救命胴衣がなく、もしかしてこの安さの違いは命の保障の違い?」なんて書かれてたけど、心配することなかれ。船の屋根にはちゃんと救命胴衣が挟んでありました。<夫>
4 SINH CAFE TOURS | http://vietnam-square.com/SinhCafe/sinhcf.html

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.* サイゴンのキムタク/文壇のキムタク 
残念ながら、サイゴンのキムタクを写真におさめるのを忘れてしまったため、もう彼の容姿がどんなだったかは忘れてしまった。もし彼の写真があれば、サイゴン、文壇、スマップとキムタクの写真を3つ並べてお見せすることもできたろうに。ちなみに文壇のキムタクとは、そのエッセイ著書『アブストラクトなゆーわく(マガジンハウス)』でも自ら言明している21世紀を切り拓くただ一人の小説家、文豪・阿部和重氏。いや、別にいつも本、送ってもらってるからお世辞言ってるわけじゃないよ!(^^;) 現在、アサヒグラフで月一連載されてる『シンセミア』は必読!<夫>
4 アブストラクトなゆーわく | http://www.magazine.co.jp/book/0004/ISBN4-8387-1167-0.html

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.* ファラン
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タイ語で西洋人のこと(特に白人)。我が家ではタイ語のいくつかが日常語として使われている。これもそのうちのひとつ。<妻>

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.* Banh xeo A phu  Add: 10A Duong 3 Thang 2 F2, Q. 10
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ア・フー ホテルで教えてもらったバインセオの美味しい店。ガイドブックにも載ってないと思っていたら、帰ってきて「CREA」のベトナム特集を見ると「ベトナム人スチュワーデス、モデルが案内する私たちの知らないディープなハノイ&ホーチミンガイド」で紹介されていた。ベトナム航空勤務のグエン・フォン・ホアさん曰く「バインセオのお店では、私はア・フーが一番だと思う。アツアツを思い切りたくさんのハーブと一緒に食べるのが幸せ」だとか。僕はとにかくあのバリバリ感がたまらなかった。<夫>

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.* 京都の333
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333 京都の河原町御池下ル右といったあたりにあるベトナム・カフェ/バー。このお店はカフェ/バーということで、料理はあくまでも酒のつまみ。メニューも量も少な目という具合なのだが、それでも生春巻きなどはその場でライスペーパーで巻くところから始めてくれるので、新鮮でとても柔らかい。というか、私がこれまで食べた生春巻きのベスト1です。京都にいた頃は、夕方、弥次喜多のあわしるこで腹を満たし、その後、333で一杯やりながら軽くベトナム料理をつまむっていうのがお決まりのコースでした。他、エビの甘辛ソース炒めとかがオススメ。<夫>

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.* インディカ米 
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細長いパラパラのお米。胃にもたれない。何年か前、日本でお米が不作の年、タイからお米を輸入し不評だったけれど、日本の食べ方には合わないだろうなー。その不作の年、私は売れないタイ米を買ってはおいしく食べていたが、在庫がなくなった時にはとても悲しい思いをしたものだ。<妻>

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