ファングーラオ通り Pham Ngu Lao St. | |
日本以外のアジアなら、たいていどこの国にもある安宿街(バックパッカーの徘徊する)地区。ま、その国に慣れると、こういうとこへ行くのは避けたくなるものだが、はじめての訪問地では情報も少ないので、貧乏旅行者はここへ行くより仕方がない。でも、ファングーラオ通りはそんな煙たがるほど、ひどい場所じゃーなかった。タイのカオサン通りなんかに較べれば、ずいぶんと落ち着いたもんだ。街の中心部へ出るちょうど角っこに銀行もあり、結局、我々は今回、ホーチミンではこの界隈に居続けてしまった。地図はこちら。<夫> |
Thanh Guest House, Add: 40/6 BUI VIEN St., 1st District Tel: (84-8) 8361924 | |
グエンタイホック通りからブイヴィエン通りに入って2本目の細い路地を入ってすぐのところにある。ちょっと路地に入っただけで、ファングーラオの喧噪とやらからは無縁の静かで落ち着くところだ。この界隈のゲストハウスはどこもだいたい似たような構えで、実際、価格等も同じよう(僕らの泊まった部屋はエアコン、ホットシャワー、冷蔵庫と付いて8$だった。お隣の Linh GH にはこれにTVまでが付く)。GH同志もみんな仲がよいようで、競い合うこともなくアットホームな雰囲気に包まれている。「地球の歩き方」には英語で地図に名前の表記があるだけなので、あまり目立たないのかもしれない。妻は帰る日にこのGHの推薦文を日本語で書いてあげていた。<夫> |
シンカフェ Sinh Cafe: 246-248 De Tham St., Dist 1 Tel: (84-8) 8369420 | |
格安ツアーの老舗。飛行機や鉄道、バスばかりか、空港までのタクシーの予約も格安で行ってくれる。また、我々の出会ったガイドや添乗員はみんなナイス・キャラ揃いで、我々の旅をより楽しいものにさせてくれた。『地球の歩き方』のコラムに「メコンデルタのシンカフェツアーではボートに救命胴衣がなく、もしかしてこの安さの違いは命の保障の違い?」なんて書かれてたけど、心配することなかれ。船の屋根にはちゃんと救命胴衣が挟んでありました。<夫> | |
SINH CAFE TOURS | http://vietnam-square.com/SinhCafe/sinhcf.html |
サイゴンのキムタク/文壇のキムタク | |
残念ながら、サイゴンのキムタクを写真におさめるのを忘れてしまったため、もう彼の容姿がどんなだったかは忘れてしまった。もし彼の写真があれば、サイゴン、文壇、スマップとキムタクの写真を3つ並べてお見せすることもできたろうに。ちなみに文壇のキムタクとは、そのエッセイ著書『アブストラクトなゆーわく(マガジンハウス)』でも自ら言明している21世紀を切り拓くただ一人の小説家、文豪・阿部和重氏。いや、別にいつも本、送ってもらってるからお世辞言ってるわけじゃないよ!(^^;) 現在、アサヒグラフで月一連載されてる『シンセミア』は必読!<夫> | |
アブストラクトなゆーわく | http://www.magazine.co.jp/book/0004/ISBN4-8387-1167-0.html |
ファラン | |
タイ語で西洋人のこと(特に白人)。我が家ではタイ語のいくつかが日常語として使われている。これもそのうちのひとつ。<妻> |
インディカ米 | |
細長いパラパラのお米。胃にもたれない。何年か前、日本でお米が不作の年、タイからお米を輸入し不評だったけれど、日本の食べ方には合わないだろうなー。その不作の年、私は売れないタイ米を買ってはおいしく食べていたが、在庫がなくなった時にはとても悲しい思いをしたものだ。<妻> |