望月峯太郎『ずっと先の話』Kindle版・講談社・¥540- を読んだ。
望月作品は数年前までほぼ全作品読んできてたけど、本棚が容量オーバーで書店に足が向かなくなってから、新作出たことも知らずにいるようなことになってしまった。それがKindle入手すると検索して読もうって気になるのだからKindle効果、今のところ大きい!
ただ、全体の1/3がカラー頁の豪華本ということで、Kindleでは読まずにiPadのKindleアプリで読むことに(汗)
しかし、彼の描く絵(特に描く角度というか)には毎度のことながらハッとさせられ感心する。
もちろん癖のあるディテール描写も彼ならではの読む楽しみだが、考えもしなかった視点のスケール感とディテールの両極が入り交じるところが望月マンガの醍醐味というものなのだろう。
そして今回は短編が大きくわけて7編+オマケ2編。
オマケを除くとそれらの全てが異なる世界。ただ、どれも皆、望月ワールドとしか言いようのない世界観。
昔ながらの望月らしいって思ったのは「サマー オヴ ラヴ」かな(ブじゃなくてヴw)。
一番好きだったのは、短いけど「リリカルロボット」かな。あと、鴨箸に鴨田と相変わらず鴨がややこしいww
ふと彼は今何歳なんだろう?とWikiってみると1964年生まれの51歳だった。ぎょぎょ。
時間に余裕あるときに今度は山本周五郎原作で望月ミネタロウ名義で描いた『ちいさこべえ』を読みたいといころである。