えび先生が死んでしまった。
昼のエサやり時になかなか姿が見当たらず、水草の隅の方にいるのをやっと見つけたらと思ったら脱皮していて、それで身を潜めていたのかと思いながらエサをやると、いつものようにうまく受け取れずにエサもろとも底の方に落ちてしまった。
とはいえ、ふだんならばそこから水草につかまるなり、泳ぐなりして上にあがっていくので今日もそうするだろうと思って特に気にせずにいた。ところが夜、水槽を見たカスケが悲鳴をあげる。
えび先生が真っ白になって横たわっていたのだ。それも尻尾がなくなった状態で。。
おそらくはヨシノボリのノボマガかのぼてぃが食べてしまったんだろう。
なぜもっと早く異変に気づいてやれなかったのか、大いに悔やまれる。
思えば、えび先生は数ヶ月前までは水槽の底の方も闊歩していたのが最近はずっと水草の上の方にいて底に降りようとしなかった。それはきっとヨシノボリたちの身体が大きくなって身の危険を感じ始めていたからなのだろう。
まずそのことにもっと早く気づいてやれば良かったし、特に脱皮直後は身体が柔らかくなっていて脆いという話なので、今日は注意してあげなければならなかったのだ。うちにはもう一つエビ専用の水槽もあるのだが、そちらにはエビの子どもがいて、えび先生はそれらのエビとは種類が違ってサイズも大きいということで、チビヨシノボリ水槽に隔離してたのだが、もう子どもたちもだいぶ大きくなってきていたので、エビ水槽に移動させてあげればよかったのだ。
色々とああしておけば良かったこうしておけば良かったと悔やまれる。
えび先生、明日、たーさんやひーさんやエビたちのいる大川に放しに行くよ。拝