馬志翔監督『KANO』

風呂会議にてkasuke50となった今年から、とあるルールが決まった。
毎月必ず一本、夫婦50割引2,200円を使って映画を観に行く。それもなるべく現地集合。
その第一回目が台湾を舞台とした野球映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』となった。

舞台は1931年日本統治時代。台湾南西部の嘉義市に実在した嘉義農林学校弱小野球部の話。
永瀬正敏演じる新任日本人コーチのスパルタ訓練により甲子園出場の夢を果たすという実話を基にしている。
KANOというタイトルは嘉義農林の略称、嘉農の日本語読みから採られている。

何よりも興味深かったのがチームを構成する選手たちで、守備に長けた日本人、打撃に長けた漢人、韋駄天の如く足の速い高砂族と三つの異なる種族の混成チームがそれぞれの特性を活かして強いチームとなっていくところ。
特に台湾原住民贔屓の我々としては高砂族の選手が活躍する様は、アミ族出身の日本ハム陽岱鋼選手の活躍とも重なり、喜びも一入だった。

一つ残念だったのはkasukeが買ったパンフにエースで四番だった呉明捷選手が恋心を寄せながらも別の男性と結婚してしまった幼馴染みの少女・阿静(しずか)の情報が何も掲載されていなかったこと。
ということで画像はサイトからのキャプチャで、彼女が自転車の荷台で立っている、ある意味一番好きだったシーンを転載しておく。@梅田ブルク7

KANO

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