白紙撤回された2020年東京五輪のエンブレムを選び直す応募が12月7日に締め切られた。今回の応募はプロアマ・受賞歴の有無といった経験は問わず、広く一般市民に門戸が開かれたようにも見えるのだが、審査の流れは最終審査までエンブレム委員会、組織委員会、事務局に委ねられ、前回応募と大きく変わるものではない。前回の失敗で当選作についてだけでなく、審査そのものに疑義が挟まれたことへの自覚は足りているのだろうか。あるいは選考委員の首さえ挿げ替えれば済むと思っているのだろうか。
白紙撤回された2020年東京五輪のエンブレムを選び直す応募が12月7日に締め切られた。今回の応募はプロアマ・受賞歴の有無といった経験は問わず、広く一般市民に門戸が開かれたようにも見えるのだが、審査の流れは最終審査までエンブレム委員会、組織委員会、事務局に委ねられ、前回応募と大きく変わるものではない。前回の失敗で当選作についてだけでなく、審査そのものに疑義が挟まれたことへの自覚は足りているのだろうか。あるいは選考委員の首さえ挿げ替えれば済むと思っているのだろうか。